西暦 1800 年に建てられたこの博物館は、インド、イラン、アンドゥリシア、中国のイスラム工芸品を収蔵していることでその優れた評判を得ています。そのため、そのコレクションは芸術の起源と性質の両方において非常に多様なものとなっています。
展示されている工芸品には、カーペット、コイン、木工品から、刻まれた岩、陶器、織物、色付きの窓など、あらゆるものが含まれます。博物館のカーペット コレクションには、アリ パシャ イブラヒムの所有物であった 1949 年まで遡るカーペットが含まれており、世界で最も貴重なコレクションの 1 つとなっています。
この博物館には最も貴重なイスラム美術が所蔵されているだけでなく、1 階にはイスラムの歴史、建築、医学などに関する貴重な書籍を所蔵する図書館もあります。
エジプトの歴史の中で最も影響力のある時代の 1 つであるマムルーク朝時代の魅力的な展示コレクションもご覧いただけます。コレクションには、シャンデリア、モスクで使用されていたランプ、1473 年のスルタン カイトベイ統治時代に遡るキャンドルホルダーなどが含まれます。
おそらくこの美術館で最も魅力的なものの 1 つは、イスラム陶芸コレクションでしょう。イスラム時代初期に栄えた芸術であるイスラム陶器には、現在その美しさを披露するための専用の中庭があります。
木製コレクションに関しては、宝飾品、装飾品、彫像など、ファーティマ朝時代の最も美しい展示品のいくつかが印象的です。そこにある木製の工芸品の中には、西ファーティマ朝宮殿から持ち去られたものもありました。コレクションには、マムルーク朝時代とオスマン帝国時代のアイテムもあります。
博物館の開館時間は土曜日から木曜日が午前 9 時から午後 5 時まで、金曜日が午前 9 時から午前 11 時 30 分までと午後 1 時 30 分から午後 5 時までです。チケット窓口は午後 4 時に閉まります。
外国人のチケットの料金は 180 エジプトポンド、学生の場合は 90 エジプトポンドです。エジプト人またはアラブ人の場合は 20 エジプトポンド、学生の場合は 10 エジプトポンドです。
子供には必ず大人が付き添わなければならず、中を走ったり、展示品をいじったりすることは禁止されています。
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